そもそもEMARAって何?

EMARAってそもそも何?
12歳での念願のELLEとの出会い
私が初めて飼ったワンちゃんがヨークシャテリアのELLEでした。
私が生まれたばかりの頃にもヨークシャテリアを飼っていたらしくその写真がずっと飾られていて、いつか飼いたいと言っていましたが小児喘息があったため犬は飼うことができなかったのです。
この写真とそっくりのぬいぐるみを買ってくれましたが、やはり血の通っていないワンちゃんはただのぬいぐるみでしかなくやっぱり何となく味気ないのです。小学校低学年の時にもらったぬいぐるみは置物となっていました。
小児喘息も少しずつ改善されてきた小学6年生の時に、友人達が卒業旅行にディズニーランドに行くと言っていて、母がディズニーランドへ行くかヨークシャテリアを飼うかどっちかにしなさいと言われて、迷わずヨークシャテリアに決めました。
その時の友人もそこまで仲が良くなかったのと、たまにいじめられていて辛かったのでそのメンバーと行きたいとは思わなかったのです。
そこでELLEが我が家へやってきました。何とも可愛い子犬でした。
当時の私のマイブームがELLEブランドでELLEのリュックや筆箱などを愛用していたことから名付けられました。
中学の多感な時期、両親に対する不満や進路の悩み友人関係も上手くいかない時などELLEと散歩しながら話しかけていました。ただそばにいてくれる存在があることがどんなにありがたいことかを感じました。
ELLEは暖かくて、美人で家族が喧嘩するとものすごく吠えて仲裁に入ってくれました。
常に家族の中心にいて家族を見守ってくれた人生で初めて私と生きてくれた愛犬でした。
12歳から日テレ入社後22歳までの10年間生きてくれましたが、最後は東京にいて仕事をしていたので看取れませんでした。
祖母のためにMARONがやってきました

ELLEが死んだ後、実家はペットロスになったようにシーンとなりました。
特にずっと家にいたおばあちゃんが何だか様子がおかしいとのことで帰宅すると、ELLEがいないことでやること全てに気力がなくなり言葉数も少なく元気がなくなっていました。
そこで母と相談し2匹目のMARONを迎えることにしたのです。
私は東京にいて仕事を忙しくしていた時でしたので帰った時にしか会えませんでしたが、家に来た時には栗色をしていてのでMARONと名付けました。
MARONはずっとおばあちゃんの膝の上にいて、離れようとしませんでした。
10歳の時に足の怪我をして東京で7時間以上の大手術を受けました。靭帯断裂していて、関節も外れていましたが手術のおかげで完治し無事に歩くことができるようになりました。
MARONは辛抱強くて意思も強く好き嫌いがはっきりしていました。ご飯もたくさん食べて元気に走り回っていましたが15歳で腎臓の病気になりましたが最後まで祖母のそばを離れませんでした。
ヨークシャテリアって本当に忠誠心が強くて、飼い主は一人って感じでした。小さくて可愛かったMARON。
今年の7月末に祖母が亡くなりましたが、きっと天国で二人で出会っているのではないかと思っています。
私が東京で初めて飼ったRIN

会社員時代は忙しい日々だったのですが、先輩が犬を飼っているというのを聞いてもしかしたら私も飼えるのかもしれないと思うようになりました。朝番組の担当になった時に夕方の時間には帰宅できるようになりました。
そこで飼うことを決意しました。ふらりと寄ったペットショップでこのRINが写っている写真を見ました。
運命を感じるように即決しました。凛として生きてほしい。そんな思いからRINと名付けました。
1.8キロの小さなトイプードルで顔も体も小さくて賢くて、初めてトリプードルを飼いました。
最初は毎日一緒にいて楽しかったのですが、どんどん仕事が忙しくなり実家に預けたりメイクさんに預けたりとほとんど家に帰れなくなっていきました。
特番や深夜番組、通販番組、ロケ、タレントさんとの飲み会など夜遅くまで帰宅することができず、夜中に散歩していました。
少し仕事が落ち着いた頃に3.11が起きました。東日本大震災です。
その時に東京では犬の散歩は避けるようにと言われていました。そこで実家にしばらく預けることにしたのです。
その後退職することになり、やっとRINとゆっくり過ごせると思った時に、母からRINが可愛いから返さないと言われました。
一瞬、え??となり、無理無理と言って返してくださいと説得しましたが、母がRINがいないと寂しいと泣き出し、周りの友人は皆親元にいるのに私だけは東京で好き勝手仕事させてもらっていることや、おばあちゃんにはMARONがいるけど母には誰もいないことなどを悩みに悩んだ結果RINを母のそばに置いておくことにしたのです。
ただ、結果このことは今後の人生でずっと後悔することとなりました。
母が寂しかったといえど、RINは私といたかったんだろうなと。私が送った洋服にくるまって寝ていたり私が帰ると嬉しそうにずっとそばにいました。
それでも17歳少し前まで生きてくれました。RINが死ぬかもしれないという時期は頻繁に何度か帰りましたが、今でもRINのことを思うと涙が止まらないのです。
意地でも母から取り返すべきだったのではないか、そして忙しくてあまり一緒に過ごせなかった日々を残りの人生で取り返せたのではないかと後悔しては涙が止まらないのです。
7歳で母のところへ行ったので10年もその後一緒にいられたことを考えるとRINには寂しい思いをさせていろんな方に預けた分、いつか私との時間をもっと一緒にいられる日を待っていたと思うのです。
母には別の犬を飼ってあげるべきだったのではと何度も何度も後悔しました.
人生で一番辛い時に一緒にいてくれたRINを私は一生忘れることはないでしょう。
今でも泣きながら当時を思い出し後悔しこの文章を書いています。犬を飼うには未熟だったのかもしれないと自分を責め、私は本当に愛犬のことを大切にできていたのかと思ってしまうのです。
よくドラマで苦渋の選択で子供を施設や親戚に預けた母親が後々後悔して子供に会いに行くシーンがあるとRINを重ねてまた泣いてしまうという思いが強いRINです。
離婚後の再スタートを支えてくれた我が娘ALOHA

RINがいなくなり、私は会社を退職していて一人の時間が増えていました。
毎日が休みってこんなに自分に合っていないものかと思ったものです。
なぜか松下幸之助の本を読み漁り、経営者になりたいと思うようになっていましたが、特にどんな会社を作りたいとか将来に向けた具体的な構想はないまま自分が社長になったらこんな人柄でありたいという将来の目指す人物像や会社などイメージだけ練っておりました。実際にはフリーのアナウンサーとして芸能界の仕事を続けていました。
そんな中、やっぱり自分には愛犬が必要だと思ってしまいRINを取り返すことができなかった分も一生大事にすると誓って新しい家族を迎えることにしました。それがALOHAです。
ご存知のかたもいらっしゃるとは思いますが私は一度離婚しています。1回目の結婚の時にハワイで挙式しました。その際にALOHAの語源を知ったのです。正確な情報をChatGPTに聞くと
「Aloha」はハワイ文化の根幹にある**「人を思いやる心」「自然と調和して生きること」を表す言葉です。
ハワイ州法でも「Aloha Spirit」は公式に定義されており、次のような精神を指します:
Akahai(優しさ)
Lōkahi(調和)
Oluʻolu(思いやり)
Haʻahaʻa(謙虚さ)
Ahonui(忍耐)
それぞれの頭文字を取って「ALOHA」となっています。
つまり「ALOHA」は、
🌈 “愛・調和・感謝・思いやりをもって生きること”
というハワイの哲学を表す言葉なんです。
とのことでした。その語源を気に入ってまだ2回目のハワイでしたが愛犬の名前を決めした。
ALOHAは今も元気に生きています。
ALOHAは私が辛い時、ずっと散歩に行ってくれました。2時間も3時間も一緒に歩いてくれました。離婚後寂しいという思いが一切なかったのもALOHAの世話に追われていたからだと思います。
毎朝、寒くても朝1時間歩いた後にドッグランでボール投げを2時間くらいしていました。収録や食事会などで遅くなった日も夜中の1時2時でも散歩していました。
ALOHAがいると元気になれたのです。どんな悩みでもどんな辛い日でもとりあえずALOHAがいれば前向きな気持ちになって家に戻ることができました。
13歳になった今も元気にどこへ行くにも一緒にいます。
会社を起業するときに考え抜いたブランド名

私がオーガニックハーブのブランドを立ち上げることになって、なかなかブランド名が思いつきませんでした。ハーバルなんとかとかは、全て表彰登録されていたり、似たような名前が存在したりと自分が思いつくものは世の中にあるものが多かったのです。
そこで一旦自分の中で考えを整理することにしました。
ハーブってなんだっけ?
なんでハーブなんだっけ?
なんでハーブの商品作ろうとしているんだっけ?
そんなことを考えていたらハーブって自分にとってどんな存在なのか、人間にとってどんな存在なのかと考えました。
ハーブとは、
1 自分を元気にしてくれる
2 いつも癒してくれる
3 いつも側にある
4 毎日なくては欠かせない存在
ノートに書き出した先にALOHAが寝ていました。
これって今まで側にいてくれた愛犬たちと同じじゃない?!
そう思った時に、ハーブと愛犬の存在が重なりこれまで自分を支えてくれた愛犬に感謝の気持ちを込めて
私と出会ってくれた愛犬の名前の頭文字をとって造語にしました。
もちろん表彰登録も被ることはなくすんなり決まったのです。
EMARAをよろしくお願いします

そんな思いから立ち上がったEMARAは私がこだわってこだわって納得したものしか世に出さないと決めて発売しております。
大切な商品は我が子のようです。
どうか皆さんに愛されるブランドとなりますようにこれからもよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。














