
ハーブって何?ユカさんと学ぶ〜トウキンセンカ〜
EMARAファンのユカです。
台風で週末は出かけられないかなと思っていたのですが、私の住んでいるところは幸いにも曇りか小雨でしたので、行きたいと思っていたスウェーデンのテキスタイルの展示会へ行ってきました。

北欧デザインは日本でとても人気ですね。私も大好きです。自宅にも北欧デザインの照明や食器、テキスタイルなどいくつかあります。その中でもSwedenのものはあるかなと探してみたこところ、GUSTAFSBERG(グスタフベリ社)のBERSA(ベルサ)とBLUE ASTER(ブルーアスター)のカップアンドソーサーがありました。どちらもとても気に入っています。

この展示会のフライヤーに『自然と寄り添いながら暮らす北欧のライフスタイルや、シンプルで美しいデザインは、日本の生活文化とも高い親和性を持ち、今なお多くの人々を魅了しつづけています』とあります。私が北欧デザインが好きな理由もそこにあると思いました。
でも、感覚的にはそう感じているのですが、具体的にどういうところが親和性を持っているのだろう…と疑問に思っていました。
展示会の中で見つけたのです、その答えを。
展示の注釈の中に
『JAPAN 日本
文化や気候は異なっていても、北欧と日本のデザインには多くの共通点がある。シンプルな形態を好み、実用性を求め、自然素材を多用したデザインが実践されてきた。また、日本の「侘び寂び」という美学と、スウェーデンの機能性を重視する思想は、互いに影響し合っている。戦後、世界的に再評価された日本の民藝運動とそこで提唱される「用の美」という思想は、スウェーデンのデザイナーにも大きな影響を与えていった。』

とありました。
ナルホドっと思いました。
私のぼんやりと感じていた感覚がまさに言葉にされていました。鮮やかな色使いや自然をモチーフにしたデザイン、幾何学模様は日本の伝統的な着物や浴衣を思い起こさせるように感じました。帰宅後、歌舞伎のパンフレットを見返してみたのですが、やはりそんな気がします。
梅雨や台風でどんよりした感じの日が続きますが、色鮮やかなテキスタイルや食器を使用するだけで少し元気になります。
さて、今回から新しいコラムのスタートです。

引き続きよろしくお願いいたします。
前回まではEMARAの商品を紹介していくというスタイルでしたが、今回からは私が気になったハーブについて学んでいくいうコラムです。
ハーブについて勉強をしたことがなく、宮崎さんからこのテーマをいただいた時に面白そうだなと思ってお引き受けしました。
まずは何かハーブの本を手に入れたいと思い、宮崎さんにオススメを伺ったところ、『ゆかさんのテンションの上がる本ならどんな本でもいいと思いますよ』とアドバイスをいただきました。早速本屋さんへ行って、ステキな表紙のビビッときた本を選びました。フィルムでカバーされていたので中を見ることができませんでした。完全なジャケ買いですね。待ちきれず電車の中でフィルムを外すとイラストがとても美しく、眺めているだけでワクワク楽しい本でした。
次に、初めてのハーブは何にしようかと悩みました。EMARAといえばやはりバラ?とも思ったのですが、”初めて”のハーブについてのコラムは、”初めて”使ったEMARAの商品”ハンドソープ”の中の成分表に載っているハーブの中でも1番目に出てくるハーブについて書こうと決めました。
それは…『トウキセンカ花エキス』でした。

トウキセンカ…全く聞いたこともない名前です。早速調べてみました。
英名:カレンデュラ
和名:トウキンセンカ
学名:Calendula officinalis
植物分類:キク科 キンセンカ属
花言葉:「別れの悲しみ」「失望」「静かな思い」
トウキンセンカの学名「Calendula」は、「月の初めの日」という意味のラテン語で、カレンダーの語源となっている言葉だそうです。開花期が1カ月と長く、太陽の昇る朝に花が開き、夕方には閉じる事から「時を知らせる花」とも呼ばれていたそうです。
カレンダーの語源と知って一気に親近感がわきました笑
悲しい花言葉が多いトウキセンカの神話とは

トウキセンカはとても鮮やかなオレンジ色の花です。
太陽の様に明るく鮮やかな見た目とは裏腹に、トウキンセンカ(カレンデュラ)の花言葉は悲しいものばかりなのは、ギリシャ神話の太陽神アポロンとクリムノンの物語に由来しているそうです。
その神話をインターネットからほんの少し
太陽神アポロンとクリムノンは相思相愛でしたが、二人に嫉妬した雲の神が空を8日間覆いアポロンを隠してしまいました。8日もアポロンの姿がみえない事に絶望したクリムノンはショックのあまりに痩せ衰え死んでしまいます。9日ぶりに姿を見せた太陽神アポロンは、愛するクリムノンを不憫に思いトウキンセンカに変えました。
ナルホド…
クリムノンはとても繊細だったんですね。
肝心のトウキセンカの効果効能はというと

・殺菌
・抗炎症作用
・粘膜の保護
・抗ウイルス
・収れん(収れん作用は、肌表面や毛穴を一時的にキュッと引き締める作用のこと)
古くから人々の生活や健康に寄り添ってきたトウキセンカは、「魔法を宿すハーブ」や「皮膚のガードマン」とも呼ばれているそうで、そのくらい、傷や肌荒れ、粘膜の修復や保護に優れているそうです。
花弁にはカロテノイド(植物が紫外線による活性酸素から自らの身を守るために生成している抗酸化物質)や フラボノイド(ポリフェノールの一種のため、抗酸化作用、デトックス作用、アンチエイジング、ストレス緩和、がん抑制、免疫を整える、血液サラサラ等)などが含まれています。
トウキセンカには、肌を再生し、保護するという効能の高さから古代エジプトのクレオパトラの時代から皮膚や粘膜の損傷や炎症対策に用いられてきた歴史があり、現代では赤ちゃんのおむつかぶれや湿疹、敏感肌の肌荒れや虫さされ、保湿など様々なケア商品に使用されています。
トウキセンカはハーブディーとしても優秀!
トウキセンカはお肌以外にも料理のアクセントやハーブティーとしても楽しめるそうです。
中でも私が興味を持ったのは、ハーブティーとしての楽しみ方です。
トウキセンカの花の効果の一つに、生理痛や潰瘍による痛みを和らげ、月経不順や更年期障害の緩和に効果があるとも言われているそうです。年齢的にもそう遠くないうちに迎えるであろう更年期障害…その時はもちろん即効性のありそうな薬にも頼りますが、ほっこりと心がほぐれるハーブティーで少しでも緩和されるなら日常的に取り入れたいなと思いました。
トウキセンカについて知ると、EMARAのハンドソープの保湿力の高さにも納得です。
次回は、記憶のハーブ”ローズマリー”をご紹介します。
古代ギリシャでは学生が試験前に冠としてローズマリーを身に着けたとか⁈
