14歳になったアロハへ。
14歳になったアロハへ。
EMARAの始まりも、ペットアイテムの始まりも、いつもアロハがそばにいました。
今日は、アロハの14歳のお誕生日です。
アロハ、お誕生日おめでとう。
14歳になった今も、毎日ゆっくりですが1時間くらいお散歩をしています。
足腰を鍛えるために坂道ものぼります。
ごはんは1日3回。
食欲も旺盛です。
大きな病気もなく、地肌は健康的なピンク色でしっとり。
被毛もツヤツヤ、ふさふさで、獣医師の先生から褒めていただけるほどです。
14歳という年齢を考えると、こうして元気に毎日を過ごしてくれていることは、決して当たり前ではないと思っています。
だから、お誕生日を迎えるたびに、
「今年も元気でいてくれてありがとう」
という気持ちになります。
そして今日、改めて14年間を振り返ってみると、
私の人生にも、EMARAにも、いつもアロハがいました。
32歳の私のところへやってきたアロハ

アロハが私のところへ来てくれたのは、私が32歳の時。
考えてみれば、まだ前の夫と結婚していた頃です。笑
そこから14年。
離婚もしました。
一人になった時期もありました。
仕事でも、人生でも、いろいろなことがありました。
今までの人生を振り返ってみると、もしかしたらアロハほど長い時間を一緒に過ごしてきた存在はいないのではないかと思うほどです。
でも、アロハは私の人生がどんな状況にあっても変わりませんでした。
嬉しい時も。
辛い時も。
仕事がうまくいった時も。
落ち込んでいる時も。
いつも同じように私のそばにいてくれました。
特に離婚した後、一人になった私にとって、アロハの存在はとても大きなものでした。
家に帰ればアロハがいる。
朝になればアロハがいる。
そして毎日、アロハと散歩へ行く。
だから私は、「一人になった」という寂しさを、それほど感じずにいられたのかもしれません。
落ち込んでいる日でも、アロハには関係ありません。
「お散歩行こう!」
と言わんばかりに、いつも通り私を外へ連れ出してくれる。
仕方なく(笑)、リードを持って外へ出る。
歩いているうちに風にあたり、季節を感じ、いつの間にか少し気持ちが軽くなっている。
アロハとの散歩に、私は何度助けてもらったかわかりません。
私がアロハを散歩させていたつもりでしたが、
もしかすると、アロハの方が私を外へ連れ出し、前へ進ませてくれていたのかもしれません。
EMARAという名前にも、アロハがいます

実は、EMARAというブランドの始まりにもアロハがいます。
ハーブのブランドを作ろうと決めた時、最後まで悩んだのがブランド名でした。
私にとってハーブとは何だろう。
そう考えました。
ハーブは、私にとって欠かせない存在でした。
いつも身近にあり、自分を元気にしてくれるもの。
辛かった時に、私の気持ちを支えてくれたもの。
そして何より、かけがえのない大切なもの。
そんなことを考えていた時、ふと目の前を見ると、アロハが座っていました。
その瞬間、
私にとっての「ハーブ」と「犬たち」の存在が重なったんです。
どちらも、
いつもそばにいてくれる。
元気をくれる。
辛い時には支えてくれる。
そして、なくてはならない大切な存在。
そこで、これまで我が家で一緒に暮らしてきたワンちゃんたちへの敬意と感謝を込めて、それぞれの名前の頭文字からブランド名をつくりました。
それが、
EMARA
です。
だからEMARAという名前の中には、最初から私の大切なワンちゃんたちがいます。
そしてもちろん、最後のAがAlohaのAです。
今度は、私がアロハにできること

そんなアロハに、少しずつ変化が出てきたのが9歳頃でした。
トリミングから帰ってくると、お腹が赤くなっている。
地肌から白い粉のようなものが出てくる。
それまでにはなかったことでした。
心配になって病院へ連れて行ったところ、洗浄による負担などで皮膚の状態が乱れ、炎症が起きている可能性があると説明を受けました。
そこで初めて、私は犬の「洗う」ということについて真剣に考えるようになりました。
清潔にしてあげたいと思って洗っているのに、それがその子にとって負担になることもある。
特に年齢を重ねた犬は、若い頃と同じケアが必ずしも合うとは限らない。
人間も年齢とともに肌の状態が変化します。
犬も同じなのではないか。
それなら、
今までアロハにたくさん助けてもらった私が、今度はアロハのためにできることは何だろう。
そう考えました。
私にできることは、一つでした。
アロハのためのシャンプーを作ろう。
そして、同じように皮膚や被毛のお手入れに悩んでいるワンちゃんと飼い主さんにも使っていただけるものを作ろう。
そこから、EMARAのペットアイテムの開発が始まりました。
「洗う」だけではなく、「守りながら洗う」

開発で一番大切にしたのは、保湿でした。
ワンちゃんを清潔にすることはもちろん大切。
でも、必要以上に洗いすぎない。
そして洗った後の地肌を乾燥させない。
「しっかり洗う」という発想から、
「地肌のうるおいを大切にしながら洗う」
という発想へ。
獣医師の先生にもご協力いただきながら、何度も試行錯誤を重ねました。
そして、植物由来の原料も取り入れながら、地肌と被毛をやさしくお手入れできるよう処方を考えていきました。
シャンプーは、泡で出てくるフォームタイプにしました。
最初から泡で出てくることで、地肌の上で必要以上にゴシゴシ泡立てなくても洗いやすい。
泡でやさしく包むように洗う。
そして、洗い上がった地肌のうるおいにも配慮する。
私がアロハを洗う時に、
「こうだったらいいな」
と思ったことを一つずつ形にしていきました。
トリートメントは「洗い流さない」という選択

そして、もう一つこだわったのがトリートメントです。
EMARAでは、洗い流さないアウトバストリートメントにしました。
シャンプーをした後、タオルドライをしてから被毛になじませる。
そして、そのまま乾かす。
何度も洗い流す工程を増やすのではなく、シンプルなお手入れで、被毛のうるおいや艶を保つことを目指しました。
シャンプーもトリートメントも、自然由来成分96%以上。
できる限り自然界に由来するものを選びながら、アロハに毎日でも安心して触れたくなるようなものを目指しました。
「売れる商品を作ろう」
というところから始まったものではありません。
目の前にいるアロハを見ながら、
「この子に使いたいものを作ろう」
そこから始まった商品です。
14歳の今も、地肌はしっとり。被毛はふさふさ。

それから月日が経ち、アロハは今日14歳になりました。
今でも毎日お散歩へ行きます。
坂道ものぼります。
ごはんもよく食べます。
そして、私が何より嬉しいのは、地肌の状態です。
健康的なピンク色でしっとりとしていて、被毛もツヤツヤ、ふさふさ。
獣医師の先生にも褒めていただいています。
もちろん、健康には食事、運動、体質、日々の生活、獣医師によるケアなど、さまざまなことが関係しています。
シャンプーだけのおかげだとは思っていません。
でも、年齢を重ねたアロハを見ていると、
毎日の食事を大切にすること。
散歩をすること。
そして地肌や被毛をできるだけやさしくお手入れしてあげること。
そんな一つひとつの小さな積み重ねを、これからも大切にしていきたいと思います。
アロハが私にくれた14年間

最初は、
「アロハに良いごはんを食べさせたい」
その一心で必死に仕事をしていました。
そして次は、
「アロハの地肌を守ってあげたい」
その一心で夢中になって商品を開発しました。
振り返ってみると、私はアロハのために頑張ってきたつもりでした。
でも、本当は逆だったのかもしれません。
アロハがいたから、私は頑張ることができた。
仕事をする理由をくれた。
外へ出る理由をくれた。
落ち込んだ時には、前を向くきっかけをくれた。
そしてEMARAというブランドをつくるきっかけまでくれました。
さらに、アロハ自身の小さな肌トラブルがきっかけとなって、今度はEMARAのペットアイテムまで生まれました。
私がアロハにしてあげたことより、
アロハからもらったものの方が、
ずっとずっと多い14年間だったように思います。
アロハ、14歳のお誕生日おめでとう。

そしてEMARAも、もうすぐ8周年を迎えます。
ブランドを始めた頃から今日まで、いろいろなことがありました。
でも振り返れば、いつもそばにはアロハがいました。
アロハ。
14年間、私のそばにいてくれてありがとう。
私が辛かった時も、
一人だった時も、
嬉しかった時も、
仕事に夢中になっていた時も。
何も言わず、いつも変わらずそばにいてくれてありがとう。
あなたは、私の元気の源です。
そして今も、私の大切な心の支えです。
EMARAという名前の中にも、
EMARAのペットアイテムの中にも、
あなたとの物語が生きています。
これからは、もっともっとゆっくりでいい。
お散歩もゆっくり。
坂道も無理をしなくていい。
美味しいごはんを食べて、
たくさん眠って、
これからも一緒に、毎日を重ねていこうね。
Happy 14th Birthday, ALOHA.
私の元へ来てくれて、本当にありがとう。
















